牛乳神話に対する論駁は、まずは、"牛乳は牛の赤ちゃんが飲むものであり、人間様が飲むべきものではない"ということから入って行こう。
牛乳は牛の子が飲むもので人が飲むものではない
こういうと、牛乳擁護論者は、「では、人が専用に食べる食べ物って何?」と反論する。こうも言う。「蜂蜜は蜂が蓄え食すものであり、人間が食すのはおかしいではないか」と。これは反論になっていない。乳というものは、哺乳類の赤ちゃんが飲み成長させるものであり、大人になったらどの種の哺乳類も等しく飲むことはない。つまり離乳期を迎えたら不要なものになる。
つまり乳離れの時期が来たら通常食に切り替えることになる。成長した牛だって、牛乳を飲むことはなくなる。無論、人間も大人にならずとも、離乳期を境に母乳を欲しなくなる。全て、本能の為せる業であり、それは自然の摂理だ。