2017/11/30

第19回効果絶大!!健康塾「牛乳神話を斬る」1

健康
医学
表示中のページ:3

牛乳神話は日本国憲法
「牛乳神話」の壁は厚い。容易にこの壁は崩壊しない。それほど絶対的な権力と権威と地位と名声と信用を手に入れている。それに戦後70年の歴史と伝統まであり、しかも、一般の人は世界中の人が飲んでいると勝手に思っているし、牛乳悪玉論を聞いたこともない人も多いときている。


よって、「牛乳は体に悪い」というのは、左翼思想の連中に「憲法改正」を提唱するようなもの。唯物論者に向かって、神がいてあの世はあり、人は転生輪廻している、と言うようなもの。共産主義者に自由主義の素晴らしさを説くようなもの。韓国人や中国人に向かって、従軍慰安婦はなかった、南京虐殺など捏造にしか過ぎない。と、言うのと同じである。


従って、大袈裟でも何でもなく、日本国憲法を改正するほど困難なことであると思う。それほど牛乳神話を破壊するのは難しい。でも予言しておく。おそらく、20年以内に牛乳を飲む人は激減し、学校給食からも外されるということを。そもそも日本人は牛乳など飲んでいなかったし、飲まないからと言って一向に困ることはなかった。牛乳を飲んで日本人の健康の増進にならないどころか、害しかない。


このように食品の世界にも似たような構図で、アベコベの常識がはびこっている。


ではいつから牛乳は「完全栄養食品」なる「牛乳神話」が形成されたか、というと戦後からである。牛乳神話は戦後、官民一体の国策として形成されたのだが、その陰には米国の世界的な食糧戦略があったのである。つまり、戦争に負けたから、米国主導の食料政策に乗らざる負えない事情があり、日本の伝統食は見事に破壊されたのだ。


牛乳というのは、戦後の占領政策の一環として持ち込んだものであり、牛乳を飲むことを推奨する際に出る「昔から飲まれて来たものだから体に良いはず!」という思い込みは全くの間違いであり、日本人は戦前は牛乳を飲む習慣はなかった。つまり、大和民族の2700年の長い長い歴史のなかで、ほんのここ70年ほど飲むようになった異国の食品であり、その結果、それまでになかった数多くの病気をつくってしまったのである。

ページを移動
123456789101112131415