第16回効果絶大!!健康塾「医聖ヒポクラテスを探る」後編
ヒポクラテスの起源
ヒポクラテスは紀元前460年に地中海のコス島のコスで生まれたといわれている。コス島は現在ギリシャの一部だが、場所はトルコ本土に極めて近い島だ。ヒポクラテスの同時代人にソクラテスがおり、九年前の紀元前469年に生まれている。その他プラトン、ピタゴラス、アリストテレス、アルキメデス、などなど前後して生まれギリシャ
第15回効果絶大!!健康塾「医聖ヒポクラテスを探る」前編
絶滅危惧種に属す現代の医者
ずっと温めていたテーマであり、「効果絶大!!健康塾」の出発点でもある医聖ヒポクラテスを探る旅に出る。現代西洋医学の教祖の教えの視点から見ることにより、現代医療の間違いが浮かび上がって来ることだろう。
現代では尊敬され崇め奉られている医者なる種族や、病院というのは先頃、力を込めて説いた「成長の
第14回効果絶大!!健康塾「欧米には寝たきり老人はいない」3
「なぜ、外国には寝たきり老人はいないのか?」
どの福祉関係の本にも、「ヨーロッパの福祉大国であるデンマークやスウェーデンには、いわゆる寝たきり老人はいない」と書かれている。福祉大国では当然かもしれないが、ではイギリス、アメリカ、オーストラリアなどの先進国ではどうかと言えば、かの国の医師も「自分の国でも寝たきり老人はいない」と
第13回効果絶大!!健康塾「欧米には寝たきり老人はいない」2
自然死が迎えられない医療システム
日本では、延命措置を行わずに看取りをする病院が極めて少ないのが現状だ。その理由の一つに、「診療報酬」の問題がある。民間病院も、国・公立病院も経営を考えなくてはならないからだ。中心静脈栄養や人工呼吸器装置を行うと診療報酬が高くなる。
急性期病院では在院日数が長くなると診療報酬が減るために
第12回効果絶大!!健康塾「欧米には寝たきり老人はいない」1
生きとし生けるものには必ず「死」が訪れる。人類史上オギャーと生まれて、死ななかった人はいない。中国の始皇帝はその権力と財力で不老不死の薬を求めたが、その野心は叶うことがなかった。今後いくら科学が進歩し、宇宙に出ていく時代になっても不老不死の夢を実現することはないことだろう。
人には自己保存本能があり、死を忌み嫌う。出来れ