第12回効果絶大!!健康塾「欧米には寝たきり老人はいない」1
生きとし生けるものには必ず「死」が訪れる。人類史上オギャーと生まれて、死ななかった人はいない。中国の始皇帝はその権力と財力で不老不死の薬を求めたが、その野心は叶うことがなかった。今後いくら科学が進歩し、宇宙に出ていく時代になっても不老不死の夢を実現することはないことだろう。
人には自己保存本能があり、死を忌み嫌う。出来れ
第9回効果絶大!!健康塾「よく噛んで食べる健康法」後編
咀嚼とダイエットと肥満
ここまで述べて来たように、肥満の人にも、肥満予備軍のメタボ一歩手前の人も、蛇のように飲み込む食事を改めることが、まず健康生活の第一歩であると言える。といっても、食事の摂り方というのは、子供の時からの習慣性のものなので、その固有の食べ方を変えることは意外と難しい。
かくいう筆者自身もそうであった。「分っ
第8回効果絶大!!健康塾「よく噛んで食べる健康法」前編
男塾での健康シリーズ以来、いろいろな「健康法」を配信してきたが、論考を書き終えて読み返してみると、今回は今までのなかで三本の指に入る傑作になったと自負している。実践すれば文字通り「効果絶大!!」間違いなしだ。では早速本論に入ろう・・・・。
「よく噛んで食べなさい!!」と、我々の時代は両親に教育されたものだ。しかし、最近
第7回効果絶大!!健康塾「腸ほど大事な臓器はない」3
もう一つの免疫力は心
腸は免疫力の7割を担当しているが、10割ではないので、腸の健康だけでは完全ではない。なぜなら残り3割の免疫が創られる場所は「心」だからだ。腸健康法を説いてると、いささか唯物的になってしまうのだが、ここで心が健康にどう関わっているのかを明かそう。
色心不二という仏語があるように、心と体は一体であり、互いに影
第6回効果絶大!!健康塾「腸ほど大事な臓器はない」2
腸内フローラの種類
腸内フローラの菌の数は膨大である。2万1000兆もあるし、便1g当たり1000億個も排出している。腸内には大きく分けて三種類の菌が生息していて、腸内細菌の大部分は「日和見菌」が占めていることが明らかにされている。次いで多いのが悪玉菌であり、善玉菌は最も少ない菌であるという。
割合は、書物によって異なり、悪玉