第21回効果絶大!!健康塾「牛乳神話を斬る」3
前回でヨーグルトの常飲者も、腸相を悪くしているので牛乳同様に決して体に良くないと述べた。これについて、誤解もあることだろうから補足しておく。牛乳が悪いのは知っているが、発酵食品であるヨーグルトは体にいいと思っている人が多いことだろう。実はそういう筆者も数年前まで飲むヨーグルトを積極的に飲んでいた一人である。
腸の健康には善玉菌を届けることができるヨーグルトは有効であると思っていたからに他ならない。それは様々な医学書に発酵食品は体にいいと記述されていたため、それを鵜呑みにしていたからだ。確かに発酵食品は体にいいのは事実なのだが、しかし、ヨーグルトもチーズも発酵食品だが牛の乳でできている以上よくない。
同じ発酵食品には、味噌、醤油、納豆の大和民族の伝統食品があり、ヨーグルトとは比較にならないほど体にいい。そもそも日本の伝統食にはデメリットは皆無だが、ヨーグルトは乳製品であり、その時点でデメリットを抱えている食品であると言える。あえて日本人がヨーグルトを飲まなければならない理由はない。それなら味噌汁、すまし汁を飲んだ方がいいし、不足しているであろう塩分も同時に吸収することができる。
牛乳を飲むと乳がんになる
北斗昌さんや、小林麻央さんの乳がん報道で昨今「乳がん」に注目が集まっている。牛乳害悪説を説くうえでこれに触れないわけにはいかない。
乳がんについては、牛乳だけが乳がんの原因ではないので、日本人と女性の食への言及もしながら、牛乳と乳製品と乳がんの関連性を指摘することにする。