第80回効果絶大!!健康塾「耳鳴りという厄介な病」3
一般化しない新田(しんでん)説と新田式治療法
【第一段階】老人性難聴などの耳鳴りによって電気信号が脳に届きにくくなる→【第二段階】脳が電気信号の不足を感じる→【第三段階】脳が不足部分を補おうとして活性を高め(興奮して)電気信号を増幅する→【第四段階】耳鳴りが発生する。私は新田先生が書かれた一冊の本に出会いそれを精読しこのメカニズムは合理的であり論理的であるので100%信じている。
耳鳴りは耳から聞こえるために「耳鳴り」と呼称するものの、実際は「脳鳴り」であるということ。脳の出す増幅した信号音を「耳鳴り」と呼んでいることになる。だから鼓膜の振動よって認知している音ではないために仮に鼓膜が破れても耳鳴りの音が聞こえなくなることはないはずである。そしてその音が左耳から聞こえる人、右耳から聞こえる人、両耳から聞こえる人、それぞれいる。
最先端の耳鼻科医の見解によると、上記の図が表すメカニズムによって「耳鳴り」なる症状が発生していると解明している。この説を提唱しているのは何も新田先生単独だけではなく米国耳鼻医療でも、慶応大学医学部耳鼻咽喉科学教室教授の小川侑氏も
そのように提唱している。