第74回効果絶大!!健康塾「誰に治してもらう?」2
私は生粋のスポーツ系の人間で身体を動かすことが大好きである。しかも年齢を重ねても緩めない。従って気をつけてはいてもおのずと身体を痛めることが多い。その度にゴッドハンドを頼っている人生だ。この25年間、幾度も幾度も助けてもらって来たのでゴッドハンド先生には全幅の信頼を寄せている。
よって西洋医学である「外科」で診てもらうという選択をしたことがない。ということは、西洋医学的な怪我や病気の名称を聞いたこともないし、病名をつけてもらったこともない。傷病名などどうでもよく、要は治ればよいと思っている。
こうして疾患名を知らぬままに、また疾患名をつけてもらうこともなしに、ただゴッドハンドに治してもらっている。これ以上ない大変ありがたい環境なのだが、西洋医学から遠ざかって久しいことにより、ある弱点をつくっていたことを私は気が付いていなかった。
今回から次なる展開に移る。前回は起承転結で言えば「起」と「承」を書いた。テニスで手首を痛めたというのが「起」、N治療院とは何なのかを読者に紹介して、そこで治してもらうようにしたのが「承」になる。このまま「めでたし、めでたし」では物語にならないし、それなら今回の論考を書こうとは思わなかった。