2020/11/02

第55回健康塾「しっかりご飯を食べる健康ダイエット」中編

健康
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第55回健康塾「しっかりご飯を食べる健康ダイエット」中編



食べものを入れて胃腸力を鍛えぬく
日本健康食育協会の代表理事である柏原ゆきよ氏のオリジナル性は、内臓の筋肉を鍛えるところにある。胃腸は内臓ではあるものの確かに筋肉であり、筋肉は使うことによって鍛えられるという法則があてはまる。だが、胃腸は不随筋であり自らの意思で動かすことはできない。胃腸が動くのは食物が入って来て消化活動をする必要がある時だけだ。その時に胃腸は心臓同様に勝手に動く。動くということは運動するということ。よって胃腸の筋肉を鍛える唯一の方法は食べることにある。



彼女の理論によれば、鍛え上げられたマッスル胃腸を持てば太らない。胃腸の筋肉不足によって消化活動がおろそかになると、栄養が、いわゆる身についてしまう。一方、とてつもない排出力のある胃腸を持つ人は太らない。

ここまで書くと思いあたることがあるだろう。大食い選手権に出場する大食いの面々は、男子も女子も太っていない。何故かどの人も均整のとれた体をしている。あれだけ食べれば太るはずなのだが、決して肥満してはいない。か細い女の子がどうして総重量5キロも食べれて平気でいるのか分からない。これが排出力及び基礎代謝力の成せる技である。実は肥満している人は大食いには向かない。肥満していること自体、排出力が弱いことを証明している。

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