第31回効果絶大!!健康塾「知らなきゃ酷い目にあう歯科医療」後編
健康診断は害が多いので、する必要がないと思っているが、歯の定期健診は必要だと思い、20年近く続けている。今日は、半
年に一度の歯の定期健診を受けた後、原稿に向かっている。原稿に取り組んでいるので、取材を兼ねていろいろ試してみた。
いつものお姉さんが、一生懸命に歯のリーニングをしてくれる。原稿を書いている最中ということもあり、非常に気になって、「虫歯の再発が心配なので、実に古い銀歯があるので、銀歯の状態を見て下さい」と注文したところ、「銀歯は大丈夫でした、一部歯周ポケットが深いところがあるので、デンタルフロスをしてください」と言われ、銀歯には何ら問題はないと告げられた。
しかし、経験上、銀歯の下から虫歯になる経験をイヤほどして来たので、何とも安心が措けない。まっ、歯は自分で守る以外ない。
虫歯は一度なったら治療しない限り治らないは、本当か?
以前、健康塾のどこかで「虫歯になれば治療する以外治らない」と、書いた記憶がある。おそらく、自然治癒力に関することを記述している時のことだろうと思う。人間には自然治癒力があるので、免疫力を高めれば、病院に行って医者に診てもらわなくとも病気は治る、ということを言いたかったのだと思う。その時に「歯だけはほっておいたら治らない、虫歯が広がる前に、早期治療するしかない」と述べたのだ。
これは、完全に間違っていたので訂正する。当時は歯の健康、歯の治療に関する知識がなかった。一般的には「歯は絶対に自然治癒しない、だから早期発見して早期治療をすることが大事」そう思われている。それは社会通念上、常識化されているはずである。だから筆者も例に漏れず、歯は自然治癒しないと言ったのである。