第26回効果絶大!!健康塾「あなたがガンと宣告されたらどうしますか?人はガンではなく、がん治療で死んでいる」4
もう、このシリーズも4を迎えるが、この程度の活字量では、日本人の病、または文明病と呼んでもいい「ガン」について全方位から語り尽すことなどできない。このまま続けると、ゆうに一冊の書物となるほど続くことになるが、次のテーマの論考も順番を待っており、次回で終了することにする。但し、最終回では、意外な方面からトドメを刺そうと思っているので楽しみにしてもらいたい。
本論考では、本物のガンでもないのに「切除手術」をする是非を中心に研究して来たが、抗ガン剤や放射線の有効性や、食事療法、その他の新療法、ストレスなど、ガンにまつわる研究対象のテーマは尽きない。どれもこれも全て「ガンを治そう」というところからきている。
が、しかし、兼ねてより筆者にとって最も重要とするテーマを選び、最後に一石を投ずることにする。最初から、このテーマに行きつくことを考えて論を進めて来た、と言ってもよい。いよいよ、ラストランナーがバトンを受け継ぎ、出走する出番が回って来た。今回、一番書きたかったこと、言いたかったことの前提は、これだ。
それは「本当は、ガンは世間が思うほどには痛まない」ということである。