第23回効果絶大!!健康塾「あなたが、ガンと宣告されたらどうしますか?人はガンではなく、ガン治療で死んでいる」1
「新たな健康塾を執筆するけれど、今度は何が知りたい?」と会社の事務の女性に聞いたら、「うーん、健康塾になってから『ガン』と題した論考は子宮頸がんだけで、ストレートにガンに言及したものはないのですが、皆さん結構身近にガンの人が多いから、それをテーマにしたらいかがですか?」と言われた。意外だったのは、ガンについては随分書いて来たつもりだったが、それは腸についてだったり、断食についての論考の中で触れているのであって、最近は直球としてガンを扱っていないことだった。
ではっ・・・・ということで「ガン」について書くことにした。何せ、二人に一人がガンになる時代なので、あなたも50%の確率でガン患者になる可能性がある。その時どうするのか、他人事ではなく自分のこととして考えておいて、決して損はないだろう。
筆者は勝手に絶対にガンにならないと思い込んでいる。それは家族、親戚一同、どこまで遡ってもガンになった人、ガンで死んだ人が一人もいないので、我が家系はガンにならないと思い込んでいるところもあるし、ガンに最も遠い生活習慣をしている自負があるからでもある。
しかし、一般の人も楽観的なバイアスが掛かり、自分だけはガンにならないと思いながら、いや、気にもせずに生活している人も多いことだろう。それは自分は事故で死んだり、火事で死んだり、天変地異で死んだり、心筋梗塞で死ぬことなど、つまり自分の「死」など考えもせずに呑気に生きているのが人間の性であり、その中に「ガン」など自分はならないと何の根拠もなくそれを信じて生きているのが人間だ。
しかし、人は突如「ガン患者」になる。