2017/02/03

第4回効果絶大!!健康塾 「朝食だけ断食で人生が変わる」3

健康
医学
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     第4回効果絶大!!健康塾  「朝食だけ断食で人生が変わる」3


腸内洗浄するな、便秘薬を飲むな
とにもかくにも、排泄というのが何より大切である。「出入口」と、扉に掲示されていても、間違っても「入出口」とは書いていない。出す方、出る方が先、ということを意味している。排泄があってこそ、吸収、消化があるのだ。経営学的には、事業繁栄、事業成功の秘訣は今までの成功パターンを「捨てる」ことにあるのだが、体の健康の秘訣を成功と考えると、「捨てる」ことは「排泄」することにあたる。毎日の排泄をスムーズに出来ることが健康生活の王道である。

朝食を食べないから便が出ないなどと、妄説を説く輩も数多くいるが、人間はトコロテンではない。後ろから入ってくるから、前に出るとでも言いたいのだろうが、全く体のメカニズムを知らない幼稚な説でしかない。下剤等を服用していたら、腸のぜん動運動という自然の働きであるものを、薬の力を借りない限り、だんだんと排泄することが出来なくなってまう。そして、それでは終わらず、薬の服用を続けていたら、薬に体は慣れてしまい下剤を飲んでもぜん動運動を誘発することが出来なくなるようになってしまう。

「腸相をきれいに」、ということが流行ると、腸内をきれいにする方法として、腸内洗浄という手法が若い女性の間で広まっているようだが、大間違いであり、一種の自殺行為と言ってもよい。このようなことを平気で勧め行う医者など、医者の風上にも置けない悪徳医者である。腸内洗浄の有効性のうたい文句は、宿便を出してくれるということだが、何もそのような、危険で失うことの方が多い医療行為をするより、朝だけ断食をするだけでよいだけなのだが、そう言ってしまうと、売上にならないので、腸内洗浄を勧めることになる。

腸内洗浄は有害なことだらけで、かえって腸を腐敗させる原因を作ってしまう。その理由は、腸内洗浄は便だけではなく、一生で一定量しかない体内酵素までも著しく捨ててしまうことになるからだ。体は酵素なしに生きていくことはできないし、高齢化により、酵素は減少してしまい、一生で使える体内酵素の量は決まっている。その肝心の酵素を洗浄により、捨ててしまうのだから、腸内洗浄という行為は身体の仕組みが何もわかっていない、エセ医者の所業であると言える。

腸内洗浄は酵素だけではなく、酵素を助ける働きを持つミネラルやビタミン、腸を守る善玉菌などの腸に必要な菌まで一緒に流してしまうので、腸内洗浄により表面的にはきれいになった腸は、実は腸に必要な肝心な微生物まで流してしまい、免疫力を著しく低下させたことになり病気にかかりやすくなる。だから、お金を支払ってこのようなことをすることは、自殺行為であると申し上げているのだ。

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