第2回効果絶大!!健康塾「朝だけ断食で人生が変わる」1

第2回効果絶大!!健康塾「朝だけ断食で人生が変わる」1


以前、一日一食を提唱した論考「断食でがんは治る」を発表したが、本論考はその続編にあたる。食べることが大好きで「一日一食はちよっと・・・・」という方のための救済策として、今回は一日二食を勧める。といっても、決して単なる妥協ではなく、それでも充分効果的であるからだ。今回も貴方の健康の常識が覆ることだろう。


朝食を摂ること自体が病気の原因になる
医学は進歩し、医療保険は充実し、栄養事情は申し分なく、世界有数の衛生的な文化生活をしているのに、病気の数は増え続け、日本人の健康はそこなわれている。年間、100万人ものがん患者が新たに生まれ、40万人ががんで死んでいるし、生活習慣病の代表格である糖尿病の患者は890万人いて、予備軍を含めると2210万人ともいわれている。さらに、高血圧や脂質異常症も約4000万人と言われている。ということは中高年の多くは何らかの生活習慣病を持っているという計算になる。決して日本人は健康体ではない。

本来、医学の発達と豊かさと共に健康長寿が実現されるはずなのだが、長寿国にはなっているものの、健康年齢は男女とも平均寿命から約10歳マイナスになっている。つまり寝たきり長寿が大量にいるわけで、手放しで長寿を喜べない高齢者と家族が増え続けているということでもある。おかしなことに、文明化し、豊かになればなるほど病気は増えるというパラドックスが現代日本の矛盾として厳とあり、何がおかしいのか、何が狂っているのか、いい加減気がつくべきである。筆者は現代人の「食習慣」と嘘っぱちの「栄養学」と「食生活」に大きな間違いが潜んでいると睨んでいる。

子供の頃より「ごはんをしっかり食べ栄養をとりなさい!!」「朝ごはんぬきは体に悪い、三食、食べなさい!!」「身体が発育するので牛乳を飲みなさい!!」などと、言われて来たことだろう。特に「朝食」は一日の活動源なので朝からしっかり食べるように言われ続けて来たことだろうから、朝食を抜きにするなど、その「教え」に反することになるし、長年の習慣から朝食抜きは腹が減って昼まで持たないと思い込んでいることだろう。

ところが、「貴方の健康の元である『朝食』を摂ることが健康を害する元凶だ」と聞いたら驚くことだろうし、まず信じないだろうし、受け入れれることができないのも当然かもしれない。貴方を愛し育てた親も、貴方が信頼する医者も、「朝食を摂ることが原因で病気になる」などと、絶対言わないので、それほど朝食断食の教えはぶっ飛んで聞こえる。しかるに、それが真実なのである。そのことを順序だてて説明していく。